2016/08/21
「リングにかけろ」日本Jr.のいぶし銀、志那虎一城の紹介
漫画「リングにかけろ」が大好きです。
略称「リンかけ」。
リンかけは、黄金の日本Jr.の5人を中心に物語が展開します。
ここではそのうちの一人、志那虎一城を紹介します。
プロフィール
- 生年月日: 昭和39年9月13日
- 身長・体重: 170㎝、53㎏
- 出身等: 京都府
- あだ名: いぶし銀
- 家族: 父、妹の二葉。
- 関西中学生チャンピオン
- 愛刀は、備前長船。
初登場は、コミックデジタル版第2巻で高嶺竜児と剣崎順の練習試合を観戦に来てたシーン。
この中学生、シブすぎ!
ここで志那虎は、高嶺竜児の左ジャブのスゴさを始めて見ることになる。
そして、竜児のボクシングを偵察するため、結城三中に転入し中学ボクシング都大会に参加。
その後、関西にもどり中学生ボクサー京都代表としてチャンピオンカーニバルに出場。実力をはっきして準決勝に進出するも、高嶺竜児のブーメランフックの前に敗退。
日本Jr.代表に選抜され、日米決戦、影道戦、世界大会、ギリシャ十二神戦を闘う。
ギリシャ十二神戦後は、ボクシングを止めて、得意とする剣道に専念。
スーパーブロー(必殺技)
剣道の技をモチーフにした必殺技が多い。三段突きを応用したようなローリングサンダー(左)、その進化系のスペシャル・ローリング・サンダー(左)。志那虎陰流の奥義を用いた円月拳(左)3つである。
神技的ディフェンス
パンチではないが、神技的ディフェンスは志那虎の代名詞となる技。
剣道の見切りを応用したディフェンス。
ローリング・サンダー
ローリング・サンダーは、コミックデジタル版第5巻の鬼島との闘いにおいて登場。
左手一本で、一瞬(0.1秒)に3発のパンチを打つ必殺技、ローリングサンダー。
「まさにローリングサンダー、稲妻だ!」by 高嶺菊。
スペシャル・ローリング・サンダー
スペシャル・ローリング・サンダーは、コミックデジタル版第8巻の影道魔風との闘いで登場。
円月拳
円月拳は、コミックデジタル版第13巻のギリシャ十二神 メドゥーサとの闘いで登場。
志那虎陰流の最大の奥義「天の巻」記されている円月剣をボクシングに転用。
「剣の極意は円にあり、防御も攻撃もまたしかり。それがわが志那虎陰流円月拳。」
その威力がなまじすさまじいために、刀身さえもその衝撃に耐えきれん。まさしく諸刃の秘剣!
これを使った志那虎の身はどうなるのか?
主な戦績
試合または対決の描写があるものは全部で9戦。
埼玉代表の鬼島 戦
チャンピオンカーニバルの準々決勝にて、埼玉代表の鬼島と対戦。
巨漢の鬼島に対し、、、
パンチがすり抜けたように見えるほどの神技的なディフェンス。
そして、左手一本で一瞬に3発のパンチを打つ必殺技、ローリングサンダー。
これで鬼島を1R28秒KO。
ここに志那虎一城、本領発揮。
この時の志那虎はカッコ良かった。中学生の男子ファンが急増です。
コミックデジタル版5巻。
高嶺竜児 戦
チャンピオンカーニバル準決勝では、東京代表の高嶺竜児と対戦。
ブーメランフック対ローリングサンダーと銘打たれたこの試合は、名前に負けない名勝負。
第1ラウンドは、神技的ディフェンスで高嶺竜児のパンチはカスリもせず志那虎優位。
2ラウンドの頭、志那虎は右手の弱点を見抜かれ、ローリングサンダーの一瞬のスキを突かれてカウンターで敗れる。
残念。
コミックデジタル版第5巻
全米代表 ミック 戦
「日本Jr. 代表」対 「全米Jr. 代表」にて、グレートエンジェルスのミックと対戦。
神技的ディフェンスにホワーイ?
サングラスに映る志那虎がシブい。
ミックに何にもさせずに、伝家の宝刀ローリングサンダーで1RKO。瞬殺。
コミックデジタル版第6巻
影道 魔風戦
日本Jr.と影道 地獄谷ボクサー対決にて対戦。ニュースーパーブローのスペシャル・ローリング・サンダーが登場した試合。
まず、ローリングサンダーが影道 双腕の守陣に破られる。カメ戦法で敗れるもの?
さらに神技的ディフェンスも通用しない強敵。
ついにダウンを取られる。
しかし、ニュースーパーブローのスペシャル・ローリング・サンダーにより大逆転!
スペシャル・ローリング・サンダーは、0.1秒の間に五発うつ大技。
コミックデジタル版第8巻
フランス代表 シルビイ 戦
世界大会におけるフランス代表シルビイとの闘い。
シルビイを含むフランスJr.は、パンチの仕ぐさでカマイタチをおこす技を使う強敵。
だが、志那虎はその前の石松戦、河合戦でカマイタチパンチを見切っている。
カマイタチが当たらず、焦って前に出てきたシルビイのパンチも、神技的ディフェンスでなんなくかわす。
そして伝家の宝刀、スペシャル・ローリング・サンダーでトドメ!
コミックデジタル版第9巻。
ドイツ代表 ヒムラー 戦
世界大会におけるドイツ代表ヒムラーとの闘い。
志那虎は、ヒムラーに運動量保存の法則を応用した方法でスペシャル・ローリング・サンダーを破られる。どういう方法かは下のコマを見て下さい。
志那虎はカウンターにダウンするも、「100%勝てる自信があるからこそ」と言って立ち上がる。
そして、左の再度スペシャル・ローリングサンダーと見せかけて、ヒムラーの右手を狙うという頭脳的作戦で対抗。
ヒムラーの右手は骨が砕ける。
そしてトドメのスペシャル・ローリングサンダー!
コミックデジタル版第10巻。
ギリシャ代表 ユリシーズ 戦
世界大会におけるギリシャ代表ユリシーズとの闘い。
志那虎は神技的ディフェンスを持ってしても、ユリシーズのパンチを見きれず、パンチをくらってしまう。
逆にスペシャル・ローリングサンダーもかわされてしまう。
そして、敵の必殺技トロイア・クライシスまでもくらって大ピンチ。
一方、日本では妹二葉が必死の祈り。
そして、動かないはずの右手で奇跡のフェイント。
そしてスペシャル・ローリングサンダーが炸裂!
志那虎は、この試合で仮死状態におちいる。
コミックデジタル版11巻
ギリシャ十二神 メドゥーサ戦
ボクシングの世界制覇を狙うギリシャ十二神との闘いにおける、メドゥーサ戦。
メドゥーサの攻撃にめった打ち状態になる志那虎。そして必殺技のブラデッドメドゥーサまでをくらってしまう。
しかし、ニュースーパーブロー円月拳によって反撃。
円月拳は攻防一体の究極奥義。
そして一撃必殺のスーパーブロー。
コミックデジタル版第13巻。
阿修羅 百鬼丸 戦
カイザーナックルの取得を目的とする不死身の一族阿修羅。
その百鬼丸と闘うことに。
百鬼丸にスペシャル・ローリングサンダーをうつも、百鬼丸には効かず。
逆にスーパーブローの垂剛拳を受けてピンチに。
今度は、百鬼丸の急所を見抜き、そこを的確にスペシャル・ローリングサンダーでぶち抜く。
さすが、いぶし銀の志那虎。
コミックデジタル版第15巻
エピソード
- 志那虎陰流の跡継ぎ
- 剣道をモチーフにした物語
- 動かない右手のエピソードが多い
コミックデジタル版18巻
志那虎一城、最高です。
志那虎さん、ありがとう!!
名言
「お前が倒したここにいるみんなのためにも、お前は勝たなきゃならない義務があるんだ!」
第6巻 河合のカウンターに苦しむ竜児にかけたこの言葉が後の竜児の不屈の闘志を育てることになる。
「敷島の
大和男児の行く道は
赤き着物か白き着物か」
コミックデジタル版第6巻。日米決戦を前に父より贈られた言葉。
おい、おめえグラサンはずしとけよ。第6巻
墓場になるかならねえか、ヘラヘラしてる間にためしたらどうだい。第8巻。
まとめ
黄金の日本Jr.いぶし銀キャラ、志那虎一城の紹介でした。
是非、コミックで志那虎一城のシブくも熱い闘いを観て下さい。
リングにかけろをまとめ買いするならこちらが便利です。
車田正美先生の作品をもっと楽しむ
リングにかけろには、剣崎と菊の息子を描いた続編「リングにかけろ2」があります。
また、それ以外にも車田正美先生の代表的な作品として「風魔の小次郎」と「聖闘士星矢」があります。どの作品をとっても、キャラ、技、武器の登場シーンは見モノです。
風魔の小次郎
聖闘士星矢
[…] 静止画でもブレるとは… ローリングサンダー並みの速さだな。 (◎-◎;) […]