2016/08/21
「リングにかけろ」日本Jr.屈指の美男子、河合武士を紹介
漫画「リングにかけろ」が大好きです。
略称「リンかけ」。
リンかけは、黄金の日本Jr.の5人を中心に物語が展開します。
ここではそのうちの一人、河合武士を紹介します。
プロフィール
- 生年月日: 昭和40年5月23日
- 身長・体重: 163㎝、49㎏
- 出身等: 新潟県長岡市
- あだ名: 越後の貴公子
- 家族: 姉は貴子。
- 日本Jr.屈指の美形で女性ファン多数。
中学生ボクサー新潟代表としてチャンピオンカーニバルに出場、実力をはっきして準優勝。
日本Jr.代表に選抜され、日米決戦、影道戦、世界大会、ギリシャ十二神戦を闘う。
ギリシャ十二神戦後は、ボクシングを止めて、得意とするピアノに専念。高校では、音楽部の部長。当時の恋人はピアノとのこと(14巻)。
その後、自分が阿修羅一族ということがわかり、カイザーナックルを奪うために元日本Jr.と闘うという悲しい道を歩む。
スーパーブロー(必殺技)
アッパーカットを得意とし、必殺技もジェットアッパー(右)、ジェットラベンダー(左)という左右のアッパーである。
ジェットアッパー
ジェットアッパーは、コミックデジタル版第8巻の影道黒夜叉との闘いにおいて登場。
アッパーカットは鋭く短い距離で打ってこそ効果があるもの(by 河合貴子)という常識をくつがえし、引く位置か右手を猛スピードで突き上げるアッパー。
ショパンの旋律をヒントに必殺技のアイデアを姉貴子に説明するが、姉には正論を諭される。
それでも「常識をくつがえし、低空飛行から急上昇するジェット機のような猛スピードでアッパーカットがうてたなら、、、」と考えて必殺技が誕生。
ジェットラベンダー
ジェットラベンダーは、コミックデジタル版第13巻のギリシャ十二神ナルサシスとの闘いで登場。
ラヴェルのピアノ練習からヒントを得て体得した左のアッパー系のスーパーブロー。
姉貴子の「右手より左手の方が潜在能力が高い」というアドバイスより、左手でジェットアッパーを打つと考えたと推測。
「左手でフィニッシュブローは打ってはダメ」という姉の忠告を守らず打ってしまった。
少しは姉ちゃんの言うことを聞けよ!
主な戦績
試合または対決の描写があるものは全部で9戦。
香取石松 戦
チャンピオンカーニバル準決勝にて、千葉代表の香取石松と対戦。
河合の右フック(+ヒジ打ち)で3RKO勝ち。
コミックデジタル版5巻。
高嶺竜児 戦
チャンピオンカーニバル決勝にて、東京代表の高嶺竜児と対戦。
高嶺のブーメランフックで劣勢に立つ河合は、「ねえさん、ダメだ。こんなに追いつめられたのは生まれて初めてだ。もう棄権するよ。これ以上は戦えない。」と弱音を吐く場面も。
その後、一時は右のカウンターで盛り返すも、最後は高嶺竜児のブーメランフックの2連打がヒットし、場外KO負け。
ブーメランフックは、リングロープをブチ切るほどの威力。河合は場外まで飛ばされる。
コミックデジタル版第5巻〜第6巻
全米代表 ミズ・シャネル 戦
「日本Jr. 代表」対 「全米Jr. 代表」にて、ミズ・シャネルと対戦。
第1Rは、ミズ・シャネルの催眠術にかかってしまい、無防備に打たれまくる。
第2Rに入る前に自分の太ももを刀で傷つけるのとで催眠術への耐性を付ける。最期は右アッパーでKO勝ち。
コミックデジタル版第6巻
影道 黒夜叉戦
日本Jr.と影道 地獄谷ボクサー対決にて対戦。スーパーブローのジェットアッパーが登場した試合。
目の見えない黒夜叉は、巧みな罠で河合の腕に鈴をつけ、鈴の音で河合の動きを見切るという戦法に出る。猫に鈴をつけるような作戦。
その鈴を外され、黒夜叉はまったく無防備に。この時点で戦力ゼロ。
戦力ゼロの相手に対してジェットアッパー!
コミックデジタル版第8巻
フランス代表 フェリスタ 戦
世界大会におけるフランス代表フェリスタとの闘い。
フェリスタは、パンチの仕ぐさでカマイタチをおこす技を使う強敵。
河合は、フェリスタのカマイタチを目に受けて、目が見えない状態になり、苦境に立たされる。
ピアノでの経験からヒントを得て、ジェットアッパーの風圧でカマイタチを打ち返すことに成功する。
カマイタチを封じられたフェリスタは打ち合い挑むしかなく、そこをジェットアッパーでトドメ!
コミックデジタル版第9巻。
ドイツ代表 ゲーリング 戦
世界大会におけるドイツ代表ゲーリングとの闘い。
河合は、ゲーリングに完全弾性衝突の原理を応用した方法でジェットアッパーを破られる。どういう方法かは下のコマを見て下さい。
物理の法則に対して、河合は左のジェットアッパーと見せかけて普通の右アッパーを打つというフェイントで対抗。
フェイントで完全弾性衝突の原理を使えなくなったゲーリングに対し、ジェットアッパーでトドメ!
コミックデジタル版第10巻。
ギリシャ代表 オルフェウス 戦
世界大会におけるギリシャ代表オルフェウスとの闘い。
オルフェウスは、ベートーベンもモーツァルトも、今までのどんな天才と呼ばれた音楽家さえも、その名の前には凡人と化してしまうであろうといわれる今世紀最大の天才( by 河合 )。
オルフェウスは、自分の蜃気楼を作る技を持つため、河合は、オルフェウスの実物にパンチを当てることができない。
さらにオルフェウスのスーパーブロー、デッドシンフォニーをくらって瀕死の状態になる。
河合は、ピアノでバッハのフーガの練習した時の「にげ水」のエピソードから蜃気楼を見破る。
さらにギリシャ神話からその破り方(振り向くだけ)に気づく。
振り向けばそこにオルフェウス!
そしてトドメのジェットアッパー!
河合は、この試合で仮死状態におちいる。
コミックデジタル版11巻
ギリシャ十二神 ナルサシス戦
ボクシングの世界制覇を狙うギリシャ十二神との闘いにおける、ナルサシス戦。
ナルサシスは、河合でさえもナルサシスの前ではくもりそうなほどの美形の持ち主。そして、試合の際もオーデコロンをしてくるオシャレ。
ナルサシスは河合の死角を利用する技により、ナルサシスがどこにいるか見失ってしまう。
常に河合くんの死角にその身をおいて闘っている。あれでは完全にナルサシスの姿は河合くんの視界から消える by総帥。
そこにナルサシスのスーパーブロー、スペクトルエコーが炸裂。
河合は、ナルサシスが付けているアラミスの匂いを感じ取ることで気配を察知。そして新スーパーブローのジェットラベンダーでトドメ!
コミックデジタル版第13巻。
阿修羅編でのバトル
カイザーナックルの取得を目的とする不死身の一族阿修羅。
実は阿修羅一属だったと知らされる河合武士。
河合は、一度は阿修羅側につくも、竜児の熱い友情により阿修羅と闘うことを決意。
阿修羅との闘いが佳境となる中、死をも覚悟した河合は、竜児と重要な約束をする。
そして阿修羅の総攻撃を一身に受け止めた河合は、、、
コミックデジタル版第16巻
エピソード
- 対戦相手は美形ばかり
- 対戦相手は目くらまし系の技を使う
- ピアノや音楽をモチーフにした物語
- リンかけ出版当時のトップアイドルだった河合奈保子とは関係はない。
河合が約束した曲「熱情」を竜児のために弾くシーン。
コミックデジタル版18巻
河合武士、最高です。
河合さん、ありがとう!!
名言
真の男に似あうものは、一輪の花よりもひとすじの汗。一滴のオーデコロンよりもひとしずくの血だ。
コミックデジタル版第13巻。
まとめ
黄金の日本Jr.屈指の美形キャラ、河合武士の紹介でした。
是非、コミックで河合武士の美しくも熱い闘いを観て下さい。
リングにかけろをまとめ買いするならこちらが便利です。
車田正美先生の作品をもっと楽しむ
リングにかけろには、剣崎と菊の息子を描いた続編「リングにかけろ2」があります。
また、それ以外にも車田正美先生の代表的な作品として「風魔の小次郎」と「聖闘士星矢」があります。どの作品をとっても、キャラ、技、武器の登場シーンは見モノです。
風魔の小次郎
聖闘士星矢
リンかけ、大好きです。ありがとうございます。
×ナルサシス
◯ナルシサス ですね。
こんにちは。ネットではリンかけの記事が少ないので楽しませてもらっています。
ところで河合武士が一度仮死状態になるシーンですが
デジタル版では「さらば貴公子」になってるんですね。
当時の単行本では「さらば若武者」でした。
個人的には貴公子だとそのまんまなので若武者。のほうがなんか
好きだったな~~と思いました。
紙の単行本は手放したので確認できませんが、確かに「若武者」と書かれてたような気がします。
その方が雰囲気にあってますね。
デジタル版だと、パワーリストやアポロエクササイザなんかも違う名称になっていて、当時のワクワク感を味わえないのがちょっと残念ですね。